社員インタビュー
一人の仕事であると同時に
チームの仕事
仕様の変更に柔軟に対応できるように
編集しやすいページを意識して作成
仕事の内容はフロントエンドエンジニアとして既存のサイトの更新と新規のサイトの制作をメインにやっています。クライアントの要望とデザイナーの意図するデザインに沿って形にしていく仕事です。サイトの更新の場合にはテキストや画像の差し替え、レイアウトの変更。新規サイトの制作では途中で仕様が変更になるケースが多いので、編集が簡単にできるように工夫しています。うまくパーツを使って、いかに編集しやすいページを作るかがポイントです。
「こういうことがやりたい」と先方からの難しめの要望があった時に、できるのかできないのかの判断に時間がかかることがあります。「できない」という場合には現時点での技術ではできないことを明確な根拠を示して説明する必要があるからです。自分で調べてわからないときには先輩に聞くようにしています。このご時世なのでリモートワークがほとんどなのですが、チャットツールで先輩に気軽に聞ける環境があるので、助かっています。
袋小路に入ったら別の仕事をする
ひらめいた瞬間の喜びは格別
楽しいと感じるのは新規サイトに難しめの実装ができた瞬間ですね。しかしそうしたケースはそんなに多くはありません(笑)。むしろどうやったらいいのか悩むことがしょっちゅうです。一日中考えて袋小路に入ってしまい、抜け出せなくなるケースもあります。そういうときは別の仕事をして頭を冷やしてから再挑戦するようにしています。時間が経つと自然と視点が変わり、急にひらめくことがあるからです。時間をかけて考えても、片っ端から調べても、駄目な場合は先輩に聞きます。すぐに聞くのではなくて、まずは自分がやれるだけのことをやったうえで、ということが重要だと考えています。
手の空いている時には手伝うのが当然
チームで仕事をする意識が自然にある
職場の雰囲気はとても良くて居心地がいいです。もちろんみなさん、仕事はキチッとやりますが、仕事中でも気軽に会話を楽しめる環境があります。チームという意識が強いのもこの職場の特徴です。いざというときには必ず助けてくれるので、こちらとしてもまわりの様子を見て、自分の手が空いているときには手伝うようにしています。それが特別なことではなくて、そうするのが当たり前という環境と雰囲気があるのです。
週に1回、フロントエンドエンジニアの会議があり、案件やこんな技術があるという情報の共有をしています。その会議で自分が入れる案件を見つけたら、真っ先に手を上げるように心がけています。
Web専門学校の卒業制作で、
チームで作る楽しさを知った
この会社に入る前にWeb専門学校の卒業制作で、他の生徒の作品を見て評価するサイトを作ったことがありました。「ここのこの点が良かった」「ここはこうしたほうがいいんじゃないか」といった評価や感想をスマホで入力して、その結果が可視化されて、ボードゲームみたいになっているサイトです。制作メンバーは僕を含めて3人。他の2人がデザインとディレクションを担当し、自分はPHPを使った経験があったので、PHPとサイトの担当をしました。先生に聞いたり、友人にアドバイスしてもらったりして作ったんですが、あれは楽しかったですね。ついダラダラしがちなタイプなんですが、卒業制作の時は頑張りました。あの時のあの勢い、あの積極性を今の仕事に活かせたらと思うところは少なからずあります(笑)。
数字の評価も言葉の評価もうれしい
もっとやれることを増やしていきたい
挑戦というほど大げさなことではありませんが、もっと勉強してフロントエンドエンジニアとしてやれることを増やしていきたいですね。今、「HTML5プロフェッショナル認定試験」を受ける予定で、勉強しています。覚えなければならないことがたくさんあるので、仕事が終わった後の間に勉強。実際に自分でプログラムを打ち込んでみたりして、地道に学んでいるところです。知識と技術が向上すると、評価にもつながりますしね。
評価されると、やはりうれしいです。サイトをリニューアルしたあとで、リニューアル前よりも閲覧者の数が増えて、結果が明確に数字に表れると、「やった!」と思います。数字よりもうれしいのは言葉の評価。クライアントから「忙しい時に対応していただいてありがとうございます」と言われると、いいサイトを作らなきゃって思いますね。
プライベート紹介
全店制覇を
自分はそんなに舌が肥えている自信があるわけではないので、細かな評価はしていません。せいぜい写真を撮って、「うまいか、まずいか」をメモする程度。ちょっと遠くの店には自転車を漕いで食べにいくと、運動にもなりますし、気分転換にもなります。ラーメンが好きであると同時に、食べにいくまでの工程も含めて楽しいんですよ。仕事とはまったく関係のない時間を持つことも自分には必要なんじゃないかと感じています。
(2021年4月時点のインタビューです)